「お出かけや散歩に使える、小さめのトートバッグが欲しい!」と思い、ミニトートバッグを作ってみました。
参考にしたのはyoutubeチャンネル「Baby&Kids Handmade」さんの動画です。
裏地とファスナー付きなので少々苦戦した部分もありましたが、動画の丁寧な解説のおかげで何とか完成できました!
そこで本記事では、「Baby&Kids Handmade」のミニトートバッグの制作過程を紹介します。
「Baby&Kids Handmade」のミニトートバッグは裏地・ファスナー付き
今回作ったのは、YouTubeチャンネル「Baby&Kids Handmade」で紹介されている、ミニトートバッグです。
完成サイズは以下の通りです。
- 袋口の横幅…32cm
- 底の横幅…22cm
- 縦…22cm
- マチ…10cm
お出かけや散歩に使えるミニトートバッグがほしかったので、ちょうど良さそうなサイズのこちらのトートバッグを作ることにしました。
サイズ感を分かりやすくお伝えすると、お弁当バッグにぴったりな大きさです。
また、裏地とファスナー付きなので、かなりしっかりとした作りになります。
そんな私の希望にぴったりだったのが、「Baby&Kids Handmade」の裏地・ファスナー付きトートバッグだったというわけです。
ミシンでファスナーを付けるのは初めてだったので、上手くできるか不安ではありましたが、チャレンジしてみることにしました。
【Baby&Kids Handmade】ミニトートバッグを作るのに用意した材料
「Baby&Kids Handmade」のミニトートバッグを作るのに用意した材料を紹介します。
- 表布
- 裏地
- 2.5cmかばんテープ
- 25cmファスナー
- 厚手タイプの接着芯
用意した生地はこちらです。
表布には、北欧風のドーナツ柄が可愛いオックス生地を使用。モノトーンなので、どんなコーデにも合わせやすそう。
裏地には、グレーのシーチング生地を使用しました。
こちらのシーチング生地は先日作ったワイドパンツのポケットにも使用しています。意外と使う機会が多いので、もっと買っておけば良かったかも…。
そして、表布などに貼るための厚手タイプの接着芯も購入しました。
接着芯は100均ダイソーで購入しました。
ほかには2.5cmのカバンテープと、25cmファスナーを購入。
▲2.5cmのカバンテープ
ファスナーは25〜30cmのものと指定があったので、25cmファスナーをAmazonで購入しました。
ちなみにAmazonではファスナー1本単位だと割高だったため、10本セットのファスナーを購入。
用意した材料は以上です。これらの材料を使って、ミニトートバッグを作っていきます!
【Baby&Kids Handmade】ミニトートバッグの制作過程を紹介
ここからは「Baby&Kids Handmade」のミニトートバッグの制作過程を紹介していきます。
(1)布を裁断する
「Baby&Kids Handmade」のミニトートバッグはすべて直線で作れるので、型紙不要で布に直接線を引いて裁断できます。
ただ、私は2個目のバッグを作るかもしれないと思い、型紙を作ってから布を裁断することにしました。
そして裁断が終わった布がこちらです。
表地と見返し、ファスナーの口布には接着芯を貼りました。
これで縫う準備が完了しました!
(2)表地のマチをカット〜かばんテープを縫い付ける
表地を中表に合わせてマチをカットし、カバンテープを縫い付けます。
(3)表地を縫い合わせる
表地を中表に合わせて、両脇と底を縫い合わせます。
縫い合わせたら、アイロンで縫い代を割ります。
さらにマチ部分も縫い合わせていきます。
(4)ファスナーを作る
ミニトートバッグ作りの難関である、ファスナー付けをしていきます。
まずはファスナーの端を折って、手縫いで縫い合わせます。
ファスナーの端を折ったら、ファスナーの口布を表地→裏地の順番で縫い合わせていきます。
最後にファスナーの端布を縫い付けたら、ファスナー部分の完成です!
ちなみにこのファスナーと口布を縫い合わせる工程が、今回一番難しかったです…。
動画では普通の押さえを使って、針を左基線にして縫い進めていたのですが、私は今回ファスナー押さえを使ってみることにしました。
しかしこのファスナー押さえがなかなか難しくて、
- 縫い始めの返し縫いで布が上手く送られない
- 返し縫いの裏側がぐちゃぐちゃになる
というトラブルに見舞われました。「なんで上手くいかないの〜〜〜!?」と嫌になってしまうくらい…。
また、少しでも押さえがファスナーに触れてしまうと、縫い目がガタ付いてしまうので、慎重に縫い進める必要がありました。
さらにファスナー部分を縫い終えたと思ったら、なぜか片方のファスナーの始まり部分が内側に入ってしまったので、一度糸をほどいてやり直したのですが、結局改善されず…。
ファスナーの開閉に支障はなかったので、結局このまま進めることにしました。
(5)内ポケットを作る
続いて、内ポケットを作っていきます。
内ポケットの生地を中表に合わせて、縫い代1cmで縫います。
返し口から表に返してアイロンで形を整えたら、ポケット口の上端を縫います。
裏地の中心、上から2cmのところにポケットを縫い付けたら、ポケット部分の完成です。
ちなみにポケットは付けなくても良いのですが、実際に完成したバッグを使ってみたところ、やはりポケットはあった方が便利です!
(6)裏地を作る
ここからは、裏地を作っていきます。ファスナー口→見返しの順で縫い合わせていきます。
まずは裏地の両端に、ファスナー口を縫い付けます。
さらに見返しを中表に合わせて縫います。
見返しを上に折ってアイロンをかけたら、押さえのミシンをかけます。
続いて裏地のマチ部分をカットして、両脇を縫い合わせます。
さらにマチ部分を縫い合わせたら、裏地の完成です。
(7)表地と裏地を縫い合わせて完成
いよいよ表地と裏地を縫い合わせていきます。
裏地の生地を裏返して、表地の中に入れます。
裏地と表地の上部を、縫い代1cmで縫っていきます。
裏地を出して、返し口から表に返します。(ここでの写真は撮り忘れてしまいました)
返し口から表地と裏地を一気に表に返すのですが、返し口が小さかったせいか表に返すのが大変でした…。
何とか返し口から表に返したら、返し口を手縫いで縫い合わせます。
裏地を表地の中に入れたら、見返し部分を折ってアイロンで整えます。
袋口の端から0.5mmの部分を一周ぐるっと縫ったら、ミニトートバッグの完成です!
ファスナーの仕上がりはあまり満足いくものではなかったけれど、完成したら意外とアラが目立たず良い感じに。
ポケットも付けたので、小物やスマホを入れるのに活躍しそうです。
「Baby&Kids Handmade」のミニトートバッグを実際に使ってみました
完成したミニトートバッグを実際に使ってみました。
普段持ち歩く荷物を収納すると、こんな感じになります。
荷物が余裕で収納できました!ちなみにミニトートバッグに入れたアイテムは以下の通りです。
ミニトートバッグといえど、かなりの収納力があることが分かりますよね。
ファスナー部分を避ければ、500mlのペットボトルも入ります
ファスナーでバッグの口を閉じられるので、スリや落とし物の防止にも◎。苦労してファスナーを付けた甲斐がありました(笑)
ちなみにバッグの上部には、ファスナーやボタンが付いていないと落ち着かないタイプです。
モノトーンの生地を使ったので、どんな服装にも合わせやすくて良い感じに。
「Baby&Kids Handmade」のミニトートバッグは裏地・ファスナー付きで使いやすい
「Baby&Kids Handmade」のミニトートバッグの制作過程をお届けしました。
今回紹介した「Baby&Kids Handmade」のミニトートバッグ、使い勝手が良くて本当におすすめです。
ファスナー付けなど難しい部分もありましたが、少しずつ動画を見ながら進めていけば、作り方に自信がない方でも作れると思います。