わが家には7ヶ月になる息子がいるのですが、離乳食を始めたくらいから、よだれの量がどんどん増えてきました。
そこで服がよだれまみれになってしまうのを防ぐために、スタイデビューしてみました。
しかし、一般的なスタイだと口元に持っていっておしゃぶりしてしまうので、スタイがすぐによだれまみれになってしまうのが悩みで…。
なので「服に固定できて、めくれないスタイってないのかな?」と色々探してみたところ、肩ひもが背中側でクロスしている、バッククロススタイの手作りレシピを発見!
スタイを体に固定できるので、口元に持っていっておしゃぶりするのを防いでくれます。
市販のものもありましたが、「せっかくだから自分で作ってみよう」と思い、型紙を購入して手作りにチャレンジしてみました。
そこで本記事では、バッククロススタイの制作過程や参考にした作り方・型紙を紹介します。
バッククロススタイは簡単に作れる!参考にした作り方・型紙を紹介
まずは、私が手作りしたバッククロススタイを紹介します。
表はダブルガーゼ生地、裏はパイル生地を使用しています。
肩ひもは背中側でクロスできるよう、このように長くなっています。
バッククロススタイの良いところは、背中側がクロスしているので、赤ちゃんがスタイを口元に持っていったり、顔を覆ってしまったりすることを防げること。
また、普通のスタイと違ってくるくる回らないのも嬉しいポイントです。
実際に着用させてみると、このような感じになります。
なお、型紙は「pattern shop amie poche(アミポシェ)」さんのサイトで購入しました。
バッククロススタイ&シンプルスタイa | 後ろにゴムの通ったひもがクロスしているバッククロススタイと、小さめなシンプルなスタイの2種類のスタイセット – pattern shop amie poche
バッククロススタイの型紙がなかなか見つからなかったので、アミポシェさんの型紙を見つけたときは「こういうのがほしかった〜!」と嬉しくなりました。
縫い代込みの型紙なので、自分で縫い代を取る必要がないのがありがたいです。
また、作り方も分かりやすく記載されているので、ミシン初心者である私でも比較的簡単に作ることができました。
バッククロススタイを手作りしたい人は、ぜひアミポシェさんの型紙をチェックしてみてください。
買う派の人にはベルメゾンのバッククロススタイがおすすめ
「バッククロススタイを手作りではなく購入したい」という人には、ベルメゾンのバッククロススタイがおすすめです。
▲ベルメゾンのバッククロススタイはAmazonでも購入できます
防水シートが入っているので、食べこぼし・飲みこぼしもしっかりガードできるそう。カラーや柄もいくつか種類があるので、好みに合わせて選べるのも嬉しいポイント。
買う派の人はぜひベルメゾンのバッククロススタイをチェックしてみてください。
バッククロススタイを手作りするのに必要な材料
制作過程を公開する前に、バッククロススタイを手作りするのに用意した材料を紹介します。
- 表布(ダブルガーゼ生地)
- 裏布(パイル生地)
- 接着芯
- 2.5cm幅ゴム
- スナップボタン
今回使用した生地はこちらです。
ダブルガーゼ生地はムーミン柄が可愛くて購入したものです。裏地には吸水性があるパイル生地を使用しました。
生地のほかには接着芯と2.5cm幅ゴム、スナップボタンを用意しました。
接着芯とスナップボタンはダイソーで購入しました。接着芯はボタンを取り付ける位置に補強として貼り付けます。
スナップボタンは取り付ける位置に目打ちなどで穴を開けたら、ワンタッチで取り付けられる優れものです。
ベビーグッズ作りで登場することが多いので、ダイソーで見つけたら購入するようにしています。
バッククロススタイを手作りしてみた!制作過程を写真付きで公開
ここからは、バッククロススタイの制作過程を写真付きで公開します。
なお、作り方と型紙は先ほど紹介した「pattern shop amie poche(アミポシェ)」さんで購入したものを参考にしています。
(1)布をカットして接着芯を貼る
まずは型紙に合わせて布をカットします。縫い代込みの型紙だったので、印は付けずに型紙に沿ってカットしていきました。
布をカットしたら、表布のボタンを付ける位置に2cm角の接着芯を貼って補強します。
(2)肩ひもを作る
布をカットしたら、まずは肩ひもから作っていきます。
肩ひもとボタン付け布を縫って、ゴムひもを必要な長さにカットします。
肩ひもにゴムを通して、両側をミシンで縫います。
そして肩ひもの片側にボタン付け布を縫い付けたら、肩ひもの完成です。
ちなみにボタン付け布を縫うときに、分厚いせいか縫い始めにミシンの送りが進まないというハプニングが発生…。
なのでプーリーを手回しして、少しずつ送りを進めていくことでなんとか縫い終えることができました。
(3)表布と裏布を縫い合わせて、肩ひもを縫い付ける
表布と裏布を、肩口と返し口を残して縫い合わせます。
縫い合わせたら、肩ひもを肩口に合わせて縫い付けます。
このあと返し口から布を表に返しますが、表に返したときに綺麗に仕上がるよう、角をカットしてカーブ部分に切り込みを入れておきます(4)布を表に返して、返し口を縫い合わせる
返し口から布を表に返して、返し口を手縫いで縫い合わせます。
(5)スナップボタンを取り付けて完成
最後に肩ひもと本体にスナップボタンを取り付けて、完成です!
肩ひもを作るのに少し時間がかかってしまいましたが、肩ひもさえ作ればあとはサクサクと進めることができました。
ちなみにこのバッククロスタイプのスタイが便利すぎて、このあと4枚作ってヘビロテしています。
普通のスタイもたくさんあるのですが、使わないのはもったいないので、バッククロススタイのようにゴムひもを縫い付けてみようと思案中です。
便利なバッククロススタイをぜひ手作りしてみよう
バッククロススタイの制作過程や参考にした作り方・型紙を紹介しました。
肩ひもを作るときに細かい作業がありますが、ミシン初心者でも比較的作りやすいと思います。