秋冬のおでかけに活躍しそうな、あったかベビーベストをミシンで手作りしてみました。
普段70サイズの服を着ている6ヶ月の息子にぴったりのサイズで、ミシン初心者の私でもわりと簡単に作ることができました。
そこで本記事では、ベビーベストの制作過程や参考にした作り方を紹介します。
手作りベビーベストと参考にした作り方・型紙を紹介
まずは、私が手作りしたベビーベストを紹介します。
ふわふわのフリースとスムースニットであたたかく、肌寒い時期のおでかけにぴったりです。前はスナップボタンでとめられるので、寒さもしっかりガードしてくれます。
また、リバーシブルになっているので裏地を表にすることも可能です。
そして実際に赤ちゃんに着せるとこのような感じになります。
生後6ヶ月で普段70サイズの服を着せているのですが、ジャストサイズでした♪
なお、作り方と型紙はこちらの本を参考にしました。
この本に掲載されているベビーベストは、表地と裏地の2枚のみのシンプルな作りになっています。
そのため面倒なパーツ分けがなく、私のようなソーイング初心者でも作りやすかったです。
ちなみに「初心者さんでも簡単!手縫いで赤ちゃんグッズ」にはベストだけでなく、スタイやおもちゃなどの作り方&型紙が掲載されています。
さらにスタイとにぎにぎ、かぼちゃパンツ、くま耳帽子が作れるキットが付属しているのも嬉しいポイント。
ミシンがなくてもすべて手縫いで作れるので、「赤ちゃんのための小物や服を手作りしたい」というソーイング初心者の方におすすめの1冊です。
ベビーベストを手作りするのに必要な材料・道具
ベビーベストを手作りするのに必要な材料を紹介します。
- 表地 … パイル生地など(縦32×横70cm)
- 裏地 … ダブルガーゼ生地など(縦32×横70cm)
- スナップボタン … 1個〜
今回私は秋冬用のベビーベストを作りたかったので、表地はフリース、裏地はスムースニット生地を使用しました。
そしてスナップボタンは「ワンタッチプラホック 13mm」のホワイトを使用。
こちらは打ち具なしで取り付けられるスナップボタンです。今回は3つのスナップボタンを使用しました。
ベビーベストをミシンで手作りしてみた!制作過程を写真付きで紹介
ここからは、ベビーベストの制作過程を写真付きで紹介していきます。
なお、作り方は「初心者さんでも簡単!手縫いで赤ちゃんグッズ」を参考にしています。そのため本記事では詳しい作り方は省いて、制作過程を中心にお届けします。
(1)型紙をカットする
本に付属しているベビーベストの型紙を、ハトロン紙に写してからカットします。
型紙はそのままカットして使うこともできますが、失敗するのが怖かったのでハトロン紙に写してからカットすることにしました。
カットし終わった型紙はこのような感じ。
シンプルな型紙ですが、カーブ部分をカットするのが難しかったです。
(2)布に型紙を写す
カットした型紙を使って、布に印を付けていきます。
布を折った「わ」の位置と、型紙の「わ」の位置を合わせて印を付けます。
(3)縫い代を1cmプラスして布をカットする
縫い代を1cmプラスして、布をカットします。
このように、表地と裏地両方を同じようにカットしました。
(4)肩の縫い代をアイロンで折る
表地と裏地の両方とも、肩の縫い代をアイロンで折ります。
フリース生地とスムースニット生地、両方の肩の縫い代を折るとこのような感じに。
(5)表地と裏地を中表に合わせて縫う
表地と裏地を中表に合わせて、肩口を残して縫います。
ちなみに今回私はフリース生地とスムースニット生地を使用しているのですが、縫い始めのときに布がミシンに巻き込まれてしまうというハプニングが発生…。
解決策をググったところ、どうやらニット生地はミシンに巻き込まれやすいそう。
生地が巻き込まれないようにするには、縫い始めの部分にトレーシングペーパーを一番下に敷いて縫うと良いとのことだったので、実践してみました。
すると生地が巻き込まれず、スムーズに縫うことができました!縫い終わったらトレーシングペーパーは破って取り除けばOKです。
(6)カーブに切り込みを入れて返し口から表に返す
カーブ部分に切り込みを入れて、返し口から表に返します。
ミシンでの作業はここで終了で、このあとは手縫いで作業をしていきます。
(7)肩部分と返し口を縫い合わせる
肩部分と返し口を「コの字とじ」で縫い合わせます。
肩部分はまずは裏地を、次に表地の順で縫い合わせていきます。
肩部分の裏地と表地を縫い合わせると、このような感じになります。
最後に返し口もコの字とじで縫い合わせます。
これでベビーベストの本体が完成しました!
(8)スナップボタンを取り付ける
最後にスナップボタンを取り付けます。
ちなみに「初心者さんでも簡単!手縫いで赤ちゃんグッズ」では、スナップボタンは1個となっていましたが、ボタン1個だとベストがめくれてしまいそうだったので、3個取り付けることに。
実際にボタンを当てて、印を付けながらボタンの位置を決めていきます。
位置を決めたら、目打ちで穴を開けます
穴を開けたらヘッドを差し込み、上からボタンをはめ込みます。
このような感じで、3組のスナップボタンを取り付けていきます。
すべてのスナップボタンを取り付けたら、ベビーベストの完成です!
リバーシブルなので、表と裏の両方楽しめるのが嬉しいですね。ダブルガーゼなどの薄い生地を使えば、春夏用のベストも作れそうです。
ベビーベストはソーイング初心者にもおすすめ♪お気に入りの布で手作りしてみよう
ベビーベストの制作過程や参考にした作り方を紹介しました。
今回紹介したベビーベストは手縫いでも作れますし、パーツもシンプルなのでソーイング初心者でも割と作りやすいと思います。
興味がある人は、ぜひ「初心者さんでも簡単!手縫いで赤ちゃんグッズ」を参考にベビーベストを手作りしてみてくださいね。